古い倉庫や店舗の解体費用はどれくらい?構造別の目安と費用を抑えるポイント
使わなくなった古い倉庫や、閉店後そのままになっている店舗を所有していませんか。
長期間使用していない建物は、屋根や外壁の劣化が進み、強風による建材の飛散や雨漏り、倒壊などが発生する恐れがあります。特に、郊外にあるスーパーや飲食店、物販店などの独立した店舗は建物の面積が広く、老朽化した状態で放置すると周辺へ危険を及ぼすおそれがあります。
一方で、解体を検討する際に気になるのが、「どのくらい費用がかかるのか」という点です。
倉庫や店舗の解体費用は、建物の広さだけでなく、木造・鉄骨造・RC造といった構造、設備や在庫の有無、アスベスト、基礎の大きさ、重機や車両の搬入条件などによって変わります。
本記事では、山口県下関市を中心に解体工事を手掛ける都市工業株式会社が、古い倉庫や独立型店舗の解体費用の目安と、費用が高くなる要因、コストを抑えるポイントを解説します。
建物全体を解体する場合は、前述のように一般的に「坪単価×延べ床面積」をもとに概算しますが、実際には、建物が軽量鉄骨造、木造、鉄骨造、RC造、SRC造といった建物の構造や現場の状況により解体費用が大きく異なります。また、足場・養生、廃棄物の分別・運搬・処分、重機回送、基礎撤去、整地、店舗設備や残置物の撤去、アスベスト調査・除去などが必要になるため、総額は現地の状況によって変わります。
どのような建物でも、坪単価と坪数を掛ければ正確な金額が出るとは限りません。大型倉庫や郊外型店舗では、基礎や土間コンクリート、基礎杭の有無や設備などの規模も確認する必要があります。

構造によって解体費用が変わる理由
木造の倉庫・店舗
木造は、鉄骨造やRC造と比較すると解体や廃材の分別を進めやすく、費用を抑えやすい傾向があります。
ただし、老朽化が進み倒壊の危険がある建物では、通常の手順で重機を使用できず、手作業による事前解体や安全対策が必要になる場合があります。
屋根や外壁に使用されている建材によっては、アスベストの除去費用が発生する可能性もあります。
軽量鉄骨造・鉄骨造の倉庫や店舗
古い倉庫、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターなどでは、軽量鉄骨造や鉄骨造が多く見られます。
鉄骨造の解体では、柱や梁を切断し、鉄骨とその他の廃材を分別して搬出します。建物の高さや鉄骨の太さ、屋根の形状などによって、必要な重機や作業工程が変わります。
また、大型の冷蔵設備、商品棚、搬送設備などを設置していた建物では、冷媒の抜き取り・処分や設備撤去、土間コンクリートの解体に追加費用がかかることがあります。
RC造・SRC造の店舗
RC造は鉄筋コンクリート造、SRC造は鉄骨鉄筋コンクリート造です。
コンクリートを破砕しながら、内部の鉄筋や鉄骨を分別して解体するため、木造や軽量鉄骨造よりも大型の重機と長い工期が必要になる傾向があります。
壁や床の厚さ、階数、地下部分、基礎の規模や基礎杭の有無によって費用差が大きいため、現地調査なしで正確な費用を算出するのは困難です。
倉庫と店舗で解体費用が異なる理由
同じ広さと構造でも、倉庫と店舗では解体費用が異なることがあります。
一般的な倉庫は、内部の間仕切りや設備が少なく、比較的単純な構造になっている場合があります。一方、店舗には次のような設備や造作物が設置されていることがあります。
- ・商品棚や什器
- ・空調設備
- ・冷蔵・冷凍設備
- ・厨房設備
- ・給排水設備
- ・排気ダクト
- ・看板や屋外広告物
- ・トイレや事務所
- ・駐車場の舗装
- ・大型の土間コンクリート
- ・外灯やフェンス
特にスーパーマーケットでは、冷蔵・冷凍設備や大型空調、商品陳列設備、バックヤード設備などが多く、建物本体とは別に撤去・処分費がかかる可能性があります。
見積もりを依頼する際は、「建物だけを解体するのか」「設備や看板、駐車場まで撤去するのか」「解体・撤去後の跡地の仕上げは」等を明確にすることが重要です。
倉庫・店舗の解体費用が高くなる主な要因
1.残置物や設備が多い
倉庫内に在庫、棚、機械、パレット、農機具などが残っている場合は、建物の解体費とは別に処分費が必要です。
店舗では、商品棚、レジカウンター、業務用冷蔵庫、厨房機器、空調設備、看板などが残っていることがあります。
残置物は量だけでなく、材質や処理方法によっても費用が変わります。
2.アスベストが使用されている
古い倉庫や店舗の屋根材、外壁材、天井材、床材、耐火被覆材などには、アスベストが含まれている可能性があります。
建築物や工作物の解体・改修工事では、工事前に石綿含有建材の有無を調査する必要があります。解体対象となる床面積の合計が80平方メートル以上の場合は、原則として調査結果の報告も必要です。
アスベストが確認された場合は、関係官庁への届出を行い、建材の種類に応じた飛散防止措置、除去作業、適正な廃棄物処理が必要になります。
都市工業株式会社では、アスベストの事前調査から除去工事まで対応しています。
3.重機や車両が入りにくい
前面道路が狭い、敷地内に重機の作業スペースがない、隣接する建物との距離が近い場合は、小型重機や手作業による解体が必要になります。
一方、田畑や広い駐車場に囲まれた店舗でも、解体用重機やダンプが安全に進入できる経路の有無を確認しなければなりません。
4.基礎や土間コンクリートが大きい
倉庫や独立型店舗では、床一面に厚い土間コンクリートが施工されていることがあります。
重量のある棚や設備を設置していた場所では、通常より大きな基礎が造られている場合もあります。建物本体を解体した後に、基礎や基礎杭、土間をどこまで撤去するかによって総額が変わります。
5.駐車場や外構の撤去が必要
郊外型店舗では、建物以外にも広い駐車場、看板、照明、フェンス、側溝、植栽などがあります。
土地を売却したり、別の用途に活用したりする場合は、これらの撤去費や舗装の撤去費も見積もりに含める必要があります。

解体費用を抑えるポイント
不要な在庫や設備を事前に整理する
売却や譲渡が可能な商品、棚、家具、機械などを事前に整理すると、残置物処分費を抑えられる可能性があります。
ただし、業務用冷蔵設備、薬品、油類、事業活動で発生した廃棄物などは、適切な方法で処理する必要があります。判断に迷う場合は、解体業者に相談しましょう。
解体後の土地利用を先に決める
土地を売却するのか、新しい店舗を建てるのか、駐車場や資材置き場にするのかによって、必要な撤去範囲が変わります。
新築工事を予定している場合は、新しい建物の基礎計画に合わせて、既存基礎や基礎杭、地中構造物の撤去範囲を決めることが重要です。
見積書の内訳を確認する
見積書では、次の項目が分けて記載されているかを確認しましょう。
- ・建物本体の解体費
- ・足場・防音防塵シートなどの仮設費
- ・廃棄物の運搬・処分費
- ・在庫・什器・設備の処分費
- ・基礎・土間コンクリートの撤去費
- ・看板・舗装・外構の撤去費
- ・アスベスト調査・除去費
- ・重機回送費
- ・解体後の整地費
- ・各種届出・諸経費
- ・安全対策にかかわる費用
都市工業株式会社では、現地調査と打ち合わせを行い、工事項目に基づいた見積書を提示させていただいております。
古い倉庫・店舗の解体は都市工業株式会社へ

倉庫や店舗の解体費用は、前述したように建物の坪数と構造だけでは決まりません。
在庫や設備、アスベスト、基礎、土間コンクリート、駐車場、看板、周辺道路などを調査・確認し、必要な工事を整理したうえで費用を算出する必要があります。
都市工業株式会社では、山口県下関市を中心に、倉庫、独立型店舗、商業施設、集合住宅、ビル、工場など、さまざまな建物の解体工事に対応しています。アスベストの事前調査から除去工事、解体で発生した廃棄物の運搬・処理についても一括してご相談いただけます。
- ・古い倉庫や閉店した店舗の解体費用を知りたい
- ・店舗内の設備や在庫が残っている
- ・建物と一緒に看板や駐車場も撤去したい
- ・アスベストが使用されているか確認したい
- ・解体後の土地活用を踏まえて相談したい
- ・補助制度を利用できる可能性を確認したい
現地調査とお見積もりは無料です。古い倉庫や店舗の解体をご検討中の方は、都市工業株式会社までお気軽にお問い合わせください。
現地調査・お見積もりは無料です。
